こども美術教室 がじゅく 武蔵小山スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2012年7月31日火曜日

7/31(火)の授業報告

本日は、小山スタジオ夏期講習前期2日目です。
暑さに負けず、頑張っていきましょうね。


今日は「かたどり」という課題。
様々なもののかたちを紙面に「かたどり」し、重なりの中から生まれる新しいかたちを使って絵を作っていくという課題。

言葉にするとシンプルに思える(そんなことない!?)のですが、これがなかなか奥が深くて面白いんです。






みんな真剣な表情で、制作を進めていいきます。

作業としてはシンプルな工程の積み重ねですが、一つ一つの工程を丁寧に進めていくことが作品全体のクオリティーを上げていきます。











完成した作品はどれも力作!!

かたどりの際に、クレヨンの線に強弱をつけること。
また、着色時には、絵の具の濃淡を活かしていくこと。


このことが上手にできたのではないでしょうか。


少年クラスは「植物を描く」の2日目です。
昨日に引き続き、植物を観察して描き進めていきます。


上の写真で見ていただきたのが「パレット」
葉の色に使う「緑」を作って描いています。

ん!?

当たり前のことなのですが、チューブから出したそのままの緑では無く、本物の植物が持つ「色味」を感じながら緑を作っているのです。



よく観察していくと、葉の上側と下側は同じ緑でも違います。
上側は、新しい葉なので色味が浅く、鮮やかです。
また、葉の表と裏でも違ってきます。

そういったこも、描いていく中で大切な要素となります。


だからこそ、パレットには何色もの緑があり、緑以外の色も出してあります

さて、今日の成果を見ていきましょう。












みんな丁寧に植物を観察し「分解」をして描き進めていくことができましたね。

当初2日間で完成の予定でしたが、しっかりとした観察はやはり時間を費やすもの。
予定変更で3日目も、この「植物を描く」を行うこととさせていただきました。

僕は今日で小山スタジオ夏期講習前期の担当を終え、明日はゆうの先生にバトンタッチ。

みんな明日も頑張ってね!

ちなにみ、小山スタジオ夏期講習後期の1日目と2日目も私、アキヒロ先生が担当させていただきます。


担当した先生は、アキヒロ先生。(記:アキヒロ先生)

2012年7月30日月曜日

7/30(月)の授業報告

本日より、小山スタジオ夏期講習前期がスタートしました。

7/30(月)、31(火)、8/1(水)の3日間で楽しく美術とふれあっていきしょう!

初日の幼児クラスでは、三原色(シアン・マゼンタ・イエロー)を使った「色水」を行いました。


みんな思い思いに紙面上に色水を広げていきます。

最初の挨拶から、みんなしっかりとアキヒロ先生の話を聞いてくれて、ともて良い授業となりました。



混色で作った色水をスポイトを使って描いていきます。

その表情からもお分かりになっていただけると思いますが、真剣そのもの! 




色と色が混ざり合い、新しい色に変化していく過程を楽しんでいますね。











こちらが、幼児クラス「色水」の完成作品です。
それぞれに個性溢れる作品に仕上がりました。

出発点は3つの色ですが、最終的に出来上がった作品には数え切れない程の色数になっています。

楽しみながら、色の不思議に出会えたのではないでしょうか。


さて、少年クラスは「植物を描く」です。
夏期講習の募集要項にもあるように、描いてくにあたり描く対象を「分解」し「観察」することがとても重要です。

つまりは、これが「見ること」なのです。


筆を進めていくにあたり、どこに向かって描いていくかを見据えるためにも
描く対象をよく見て、観察していきます。

植物が持つ規則性も、しっかりと観察しながら理解していきます。




葉っぱや鉢、それぞれをよく観察しながら丁寧に描いていきました。
葉(植物)の持つ規則性について話し合いをした時は、なんだか理科の授業みたいで面白かったです。


さて、明日もしっかりと続きを描いていきましょう。


担当した先生は、アキヒロ先生。(記:アキヒロ先生)

7/29(日)の授業報告

今日の課題:

「シールで花火制作」
「ウニを作る」
「三原色のいろみず」

いよいよ夏休み前最後の授業です。今日の小山日曜クラスでは「シールで花火制作」の課題を始めました。ちょうど昨日は隅田川でも花火大会をやっていたようですね。夜空に咲く大輪の花火、みんなは見たことあるでしょうか。線香花火をおうちでやったというお友達もいましたね。
参考になるかしらと思って持って行った花火の写真の他に、山下清の花火の作品もみんなと一緒に見てみました。前回作った宇宙の絵と同じように黒い絵の具で画用紙を塗ったら、さっそくいろんな大きさのシールを使ってすてきな花火を作ってみましょう。


今日完成した作品はこちら。
下から打ち上がる花火の表現がおもしろいですね。満天の星空に咲く花火。よく見るとロケットも飛んでいます。宇宙の絵からやって来たのでしょうか。
丸いシールの他に半月型のシールも使って花火制作。時間いっぱい頑張って制作していました。
先生には花火がパーンと飛び散る瞬間の音のように思えるのですが、イメージの膨らむ素敵な花火ですね。

制作途中の生徒さんもじっくり取り組んで力作になりそうな予感。休み明けに続きを作りましょう。完成したら写真をアップします。


振り替えの生徒さんは昨日に続きつまようじでウニを作りました。小さな手にはつまようじをボールに刺すのも力がいるので大仕事です。今日は10本刺そうね、と決めて頑張ってもらいました。少しずつウニの形になってきて嬉しそうでしたね。続いて、久しぶりに「三原色のいろみず」の課題を始めてみました。体験授業の時に一度描いた課題です。大きな画用紙を渡すと、前回はなかなか手の届かなかった紙の上や、端の方まで積極的に描き始めたのに感心しました。

すべり台やおさかな、海・・・楽しいイメージがたくさん詰まっているんですよ。


次回の日曜クラスは8月19日に開講します。みなさん楽しい夏休みを過ごしてくださいね!
担当はももこ先生でした。(記:ももこ先生)

2012年7月29日日曜日

7/28(土)の授業報告

今日の課題:
幼児クラス 「ウニを作る」
        「色をつなげてみよう」
        「宇宙を作る」

少年Bクラス 「グラデーションカード」
         「ウニを作る」
         「写真立てを作る」

幼児クラスは今日から新しい課題「ウニを作る」を始めました。
スタジオにあった上手なウニのお手本、みんなに大人気でしたね。
触ってみると「痛くな~い!」との声が。
そうです。チクチク痛そうだけど、実はつまようじで出来ています。
まずは下準備としてたくさんのつまようじを絵の具を使って自分の好きな色に染めてみました。
今日は乾かすのでウニはここまで。
続いて先週からの課題の続きを始めました。「色をつなげてみよう」の生徒さんと「宇宙を作る」の
生徒さん。どちらも今日はボンドでペタペタ貼る作業です。

この宇宙、はじめの背景作りの時に塗り残さないでねと言ったものの「黒」の絵の具があまり好きでないらしく、すこしばかり余白をのこしてありました。しかし出来上がってみると、かえって動きのある背景がイキイキとして、とても素敵な作品です。独特の軽快さというか、リズム感のようなものを持っている生徒さんですが、この作品はそうした個性が良く出ていると思います。


こちらは「色をつなげてみよう」を仕上げました。ちぎり絵のように自分で作った色紙を貼ったり、写真では見えづらいかもしれませんが、ちぎった紙を折って鳥の形のように作ったりと、なかなか細かい所までこだわって作ってくれました。先生がわざと小さくビリビリにした紙を使って、木の形も作ってみます。

こちらも「色をつなげてみよう」です。色紙を塗る作業ではいろんな色を混ぜながら少しずつ違う色の紙を作っていました。紙のビリビリがはじめは横にひっぱってなかなか破けなかったけど、前と後ろにひっぱると上手に破けましたね。ビリーッと豪快に破いた縦長の紙を組み合わせながらお花のちぎり絵を作りました。

こちらは今日から土台の紙を使ってちぎった紙を組み合わせます。今日はスタジオに牛頭骨が届いてテーブルの上に置いてあったのですが、まるで恐竜の骨のように見えたようです。その恐竜の骨に触発されてか?ちぎり絵でも恐竜を作り始めました。得意のサインもきちんと書いてあります!


少年Bクラスも新しい課題を始めました。お姉さんは「ウニを作る」を、妹さんは「グラデーションカード」の課題に取り掛かりました。  青が好きなお姉さんは、つまようじをニュアンスの違う3色の青で染めています。赤が好きな妹さんは、やっぱり赤の絵の具を使って、白いカードを明度の違うグラデーションに塗り分けていきます。
合計22枚のカードが出来上がりました。手際よく仕上がりましたね。

余った時間で、「写真立て」を作り始めました。実は前々から、夏の旅行で海に行ったら貝殻を拾ってくるので、それを使って夏の思い出の写真立てを作ると約束してあったのです。
素敵な貝殻をたくさん拾ってきてくれました。きっと楽しい思い出がいっぱい出来たのでしょうね。


今日はフレームを仕上げたので、次回はフレームの中に飾る絵を作りましょう。

担当はももこ先生でした。(記:ももこ先生)

2012年7月26日木曜日

7/25(水)の授業報告

今日は幼児クラスにあたらしい生徒さんが来てくれました。
初めはちょっと緊張してましたが、一緒に絵を描き始めたらいろいろお話してくれて、たくさんの作品ができちゃいましたね。
メインの課題は「花火」を描きました。
いや、正確には貼りましたですね。シールを使って夜空いっぱいの花火を咲かせました。



少年クラスは「ウニづくり」です。
まずは楊枝を好きな色に染めて、丸い発泡にぷすぷすぷすぷすぷすpusupusupusu、、、、、
ひたすら刺すだけなのですが。
コツをつかまないとなかなか難しいです。
すてきなインテリアになりそうですよね。

担当はゆうの先生でした。(記:ゆうの先生)

2012年7月23日月曜日

7/21(土)の授業報告

小山土曜クラス 今日の課題:

幼児クラス「宇宙を描く」
少年Aクラス「かたどり絵画」(体験)
少年Bクラス「帽子作り」「グラデーションカード」

幼児クラスは先週に続き「宇宙を描く」です。前回は背景と星を作ったので、今日はいよいよボンドで貼っていきましょう。今日から始めの生徒さんは黒い絵の具で背景づくりからスタートです。
一度貼ってみてから星を増やしてみたり、クレヨンで描き加えたり、シールや隕石の小石を飾って、とってもカラフルで楽しい宇宙が次々と完成しました!


小山スタジオでは今宇宙の絵を壁に飾っているので、みんなの個性的な宇宙の絵もさっそく仲間入りしましょう。


少年Aクラスでは体験授業の生徒さんが「かたどり絵画」に挑戦します。とてもイメージ力の豊かな生徒さんで、スタジオのさまざまな道具を使いながらもただかたどるだけでなく、物語のようなすてきな世界を描いてくれました。中央にはハンガーの柄の部分を使って描いたドレス。線と線で区切られたたくさんの部屋にはいつの間にか文字がかくれんぼして遊んでいます。楽しいメッセージが隠されているんですよ。




少年Bクラスは今日は別々の課題に分かれました。妹さんは先週に引き続き「帽子作り」。今日はいよいよ仕上げに取り掛かります。お姉さんは帽子が完成したので、新しく「グラデーションカード」を制作しました。帽子は長い時間をかけただけあって力作です。完成させるまでには様々な工夫が必要でしたね。時には失敗して頭を悩ませながらも、納得する作品に仕上がるまでしっかりと取り組んでいました。個性あふれる素敵な帽子の完成です。

ちょこんと付いたてんとう虫のブローチももちろんお手製です。木のビーズで飾りをつけて、夏らしい雰囲気の麦わら帽子。

こちらは魔法使いの三角帽子。限られた素材の中で生徒さんの好きなピンク系の帽子にするため、布を自分で染めたり半紙に色付けして貼り付けたり、工夫を凝らしていました。

グラデーションカードは「明度」のお勉強です。生徒さんの好きなブルーの絵の具を一色だけ使って、一番明るい“白い画用紙”の状態から、絵の具を何回も塗り重ねた濃い~い色を一番暗い色として、何段階ものグラデーションを作っていきます。絵の具の濃度(水の量)によって変化させていくので、普段の制作で絵の具を使う時の濃度の参考にもなりますね。合計20枚のカードをあっという間に作ってくれました。キレイなグラデーションになりましたね。

担当はももこ先生でした。(記:ももこ先生)




2012年7月18日水曜日

7/18(水)の授業報告

梅雨明けしてすっかり夏らしくなりました。
室内でも水分補給はしっかりしないと、倒れてしまいそうですね。

今日はちょっとしたゲームをしながら『明度(めいど)』の話をしました。
明度 とはなんてことはない、明るさの度合いのことなんですが、美術の世界ではそんな専門用語を使っています。
同じ色を濃く塗ったカードからだんだん薄く塗ったカードを暗い順から順番に並べるゲームで明度の事が理解できたら、今度は自分でもカードを作ってみました。
むむむ・・・

先生よりたくさんできていますね。

担当はゆうの先生でした。(記:ゆうの先生)