こども美術教室 がじゅく 武蔵小山スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2012年5月20日日曜日

5/19(土)の授業報告

 今日の小山スタジオは、レギュラーの生徒さんに加え、幼児クラスに体験授業のおともだちが来てくれました。4歳の元気いっぱいの男の子です。

【今日の課題:「帽子作り①」(幼児クラス・少年クラス)】

幼児、少年ともに今日から新しい工作課題を始めました。画用紙や色とりどりの布の切れ端を使って、型づくりから飾りつけまですべて手作り。世界にひとつだけのオリジナルな帽子を作りましょう。

 幼児クラスでは、まるで小人さんの帽子のような可愛らしい、三角帽子を作りました。生徒さんの頭の形に合わせて円錐の筒状にした画用紙。筒そのものがフニャフニャで柔らかく、形も大きいので小さな手にはとても扱いづらいのですが、そこへテープで止める、円の形に沿ってはさみで切る、ボンドを塗る、布地を貼る・・・こうしたいくつかの工程にチャレンジしてもらいます。幼児さんにはどの工程も簡単なものではありません。悪戦苦闘、失敗もしながら、「こういう時はどうしたらいいのかな?」いろんな工夫を作品を作りながら体験してもらいました。

幼児クラスの作品はこちら。

右:レギュラーの生徒さんの作品。毎回上手になってきていますね!仕上げに貼ったボタンのかざり、いっぱい上手に貼れました。ついつい先生も手助けしがちなのですが、ちょっと目を離した隙に(?)いつの間に!とビックリするぐらい作業が進んでいたりします。最近すこしづつパワーを感じてきました。そうそう、今日はお片付けの時間に重たいセロハンテープ台を1人で運んで、知らないうちに道具棚の高~いところへきちんと片付けてくれたのにはとても驚きました。きっと見ていたら先生が手を貸していたと思います。反省すると同時にとても嬉しかったです。

左:体験授業の生徒さんの作品。はじめてのスタジオで作る工作。「帽子を作る」の課題はなかなか難易度が高くハードだったと思います。しかし飲み込みが早いと言うか、どの作業も一度覚えるとトントンとこなしてくれました。布の中ではふわふわキルティングがお気に入りのようで、帽子の土台に貼るとボリュームも出て、なかなか雰囲気のある帽子に。きっと今日のうちに持ち帰りたかったと思いますが、う~ん、まだボンドが乾いていない。早く完成した帽子をかぶってみて欲しいです。きっとこの課題、出来上がって鏡の前で帽子をかぶる瞬間が一番の楽しみかもしれませんね^^今日は一日でよく頑張りました。


 少年クラスでは、同じ課題でもちょっと難しい「シルクハット」の形に挑戦してもらいました。画用紙を丸く切り抜く時は、スタジオにコンパスが無いので、がじゅくの課題のひとつでもある「コンパスで描く」で用いる厚紙コンパスで円をかたどります。
帽子のてっぺん、側面、ツバの3つのパーツの画用紙を組み立てていくのですが、先生と生徒さんと2人でディスカッションをしながら、ああでもない、こうでもない、と試行錯誤して帽子の型を作りました。いつもながらどの作業もとても丁寧にこなす生徒さんなので、組み立てる段階でもほとんど狂いもなく仕上がりました。円の大きさを決める時はきちんと円周率を計算して数字を出していました。先生のほうがよっぽどアバウトでしたね笑 組み立てを終えて、今日は帽子の角を中心に布を貼り始めました。選んだ布のセンスがとても良いです。今日は途中まで。また来週続きをやりましょう。


今日の担当はももこ先生でした。(記:ももこ先生)

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