のぞむ先生ですお。
はい。ということで。
今日ののぞむ先生は少しまじめに授業しすぎちまったと反省してます、珍しく。語弊があるとよくないっすね、いつもまじめなんですよ。まじめに不真面目ってやつです。あじゃぱーです。
すきなことに関してはつい熱くなっちまうんですが、そうなるとあんまり笑わなくなっちまうんですね。よくないです。のぞむ先生は真顔だとちと目つきが悪いでこぜえますので普段はなるべくニコニコしています。それでもたまに笑うの忘れてるときがあって、それが熱くなってるときです。生徒さんと対等に接することがモットーだからこそ、相手が子どもだということを忘れてしまうことがあります。それは子ども扱いをするという意味ではなくて、より適した方法があることが多いということです。
教えるってむずかしいですね、ほんとに。いつも思いますね。特に小さな生徒さんに対しては説明はもっとかんたんなことばがよかったなとか、ちょっと厳しくしちゃったかなとか、帰りの電車でいろいろ考えちゃうっすね。大人らしくないかもですが、のぞむ先生にとっては絵を描くことも工作をすることもどっちも大好きなことなので、相手が生徒さんであっても手は抜けねえです。生徒さんごとにできること、できないことを見極めた上でゆずれる部分とゆずれねえ部分があります。のぞむ先生はまだまだ未熟です。でも熱はあります。
それぞれの生徒さんにあったやりとりをもっともっと考えていきたいです。うん。それでは本日の授業報告に入りますね。
イチョウの絵を描いてくれています。
これまで塗って、切って、分けてくれていた小さなかけらたちですが、ついにはる作業にはいりましたね。今は手前の木からはってくれているんですが、すでにいい感じですよ。見ているだけでも楽しいので実際にやっている生徒さんがほんとうらやましいです。
でもそれはここまで地道な作業をコツコツと重ねてくれたからです。ここからはより、今まで以上にたのしんでほしいです。画像の右側に見切れているのは生徒さんと木のグラデーションを描いたときのものですが、すでに懐かしく感じます。あれが実現するんですね、ほんと楽しみで仕方ないです。
今日は今後の展開のことも少しお話ししました。木それぞれのグラデーションもそうですが、画面全体でも色味に変化をつけようと提案したんですね。手前と奥の木とで色味に変化をつけたいです。たとえば手前の木は鮮やかなオレンジをメインに、奥はあわい黄色をメインに組み立てていくとより絵としていいかもです。
画面が少しずつ動くような作品なのでゆっくり自分のペースでぜんぜんいいです。こだわりをとことん詰めてやりきってほしいっす。
生徒さんとくもの位置や大きさ、形を相談しながら進めていきました。ざっくりと縦に長いくも、短いくもそして横に長いくも、短いのくもに分けて考えよう作戦で行きました。
「のぞむん、どう思う?」と途中で聞いてくれたんですが、自分で判断ができる生徒さんなのでのぞむ先生はふんわりと答えて最終的な答えは生徒さんに出してもらいました。
教えるのをなまけてるわけじゃないですからね!ある程度の段階までいくとあとはもう個人の好みの話になってきますのでね。生徒さんの作品は生徒さんが納得して決めてほしいですし、作者がこうだと思うならそれはたぶんいいものだと思うっす。
これだけのくもを描ける生徒さんです、もう描き慣れているはずなのに毎回「くもの描き方教えて〜」と聞いてくれます。のぞむ先生は文句を言いながらもとなりでお手本を描くんですけど描いてる最中を見てくれていないんです。
「うちは目が三つあるから。三つ目の目で見てるから。」っていうんです。でも実は見ていないようで見てるんですよ、っていいたいんですけどほんとに見ていないので毎回笑ってしまいます。
この一連のやりとりをなんやかんや楽しんでいるのぞむ先生です。ほんとは見てほしいけどな!ガハハ!
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