こんにちは。こう先生です。
最近水曜の小山スタジオでは、蝶のデカルコマニーの課題をしています。
ということで、蝶について少し調べてみました。
皆さん、蝶と蛾ってとても似てますよね。実は蛾は蝶のご先祖様なんだそうです。
蛾は夜行性ですが、日中にも活動するようになった蛾の一部が、変化して蝶になったそうですよ。おもしろいですね。
なんて話はこのへんにして、本日も作品をみていきましょう。
幼児クラス
今日は、蝶のデカルコマニーをたくさん作ってもらいました。
みんな蝶のかたちにこだわりをもって、いろんなバリエーションになるよう工夫しています。現実にもこんな蝶が飛んでいたら、きっと楽しいですよね。
こちらの生徒さんは、蝶に加えて背景も描いて完成させてくれました。
二人の人物が、青空の下で蝶といっしょに笑っています。
とっても楽しそうな表情と蝶の色鮮やかな模様が合っていて、
なんだかハッピーな気持ちにさせてくれますね。
少年クラス
少年クラスの作品も見ていきましょう。
こちらは亀を描いてくれた生徒さんの作品ですが、額縁もデザインしてもらいました。
鮮やかな赤色に、石をくっつけてデコレーションしています。
絵の軽やかな雰囲気と対比になっていて、とてもよく合っています。
ほとんど初めてのデッサンでしたが、大変よく描けている作品だと思います。
こちらは、石膏を固めてレリーフをつくっています。
固めた石膏に、下絵を描いて彫刻刀で掘っていきます。
石は固く、とても困難な作業ですが、みんな根気強く制作してくれています。
中高生クラス
中高生クラスでは、引き続き平面構成と着彩デッサンです。
まずは平面構成からみていきます。
前回から続いて毛糸の描写です。大分質感が出てきましたね。
鉛筆のように狙った明度を作るのは、絵の具ではとても難しいです。
生徒さんも苦戦していますが、すこしづつ絵の具の特徴になれていって、
良い見え方になるまで描いて直してを繰り返していきます。
まずは時間をかけて、納得のいくまで描いていきます。
こちらは鴨の静物を描いていた生徒さんの作品です。
下描きに沿って、全体に色をのせています。
チューブからの色をそのまま使わず、混色を意識しているので、
色がとても有機的になっています。
とてもいい雰囲気の絵になりそうですね。
次回は、陰やこまかな細部の描写をしていきます。
担当したのは、こう先生となな先生でした。(記:片倉こう先生)
0 件のコメント:
コメントを投稿