こども美術教室 がじゅく 武蔵小山スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2016年6月30日木曜日

小山6/22(水)の授業報告

こんにちは。こう先生です。
最近水曜の小山スタジオでは、蝶のデカルコマニーの課題をしています。

ということで、蝶について少し調べてみました。
皆さん、蝶と蛾ってとても似てますよね。実は蛾は蝶のご先祖様なんだそうです。
蛾は夜行性ですが、日中にも活動するようになった蛾の一部が、変化して蝶になったそうですよ。おもしろいですね。

なんて話はこのへんにして、本日も作品をみていきましょう。


幼児クラス


今日は、蝶のデカルコマニーをたくさん作ってもらいました。
みんな蝶のかたちにこだわりをもって、いろんなバリエーションになるよう工夫しています。現実にもこんな蝶が飛んでいたら、きっと楽しいですよね。



こちらの生徒さんは、蝶に加えて背景も描いて完成させてくれました。
二人の人物が、青空の下で蝶といっしょに笑っています。
とっても楽しそうな表情と蝶の色鮮やかな模様が合っていて、
なんだかハッピーな気持ちにさせてくれますね。


少年クラス


少年クラスの作品も見ていきましょう。
こちらは亀を描いてくれた生徒さんの作品ですが、額縁もデザインしてもらいました。
鮮やかな赤色に、石をくっつけてデコレーションしています。
絵の軽やかな雰囲気と対比になっていて、とてもよく合っています。
ほとんど初めてのデッサンでしたが、大変よく描けている作品だと思います。



こちらは、石膏を固めてレリーフをつくっています。
固めた石膏に、下絵を描いて彫刻刀で掘っていきます。
石は固く、とても困難な作業ですが、みんな根気強く制作してくれています。


中高生クラス


中高生クラスでは、引き続き平面構成と着彩デッサンです。
まずは平面構成からみていきます。

前回から続いて毛糸の描写です。大分質感が出てきましたね。
鉛筆のように狙った明度を作るのは、絵の具ではとても難しいです。
生徒さんも苦戦していますが、すこしづつ絵の具の特徴になれていって、
良い見え方になるまで描いて直してを繰り返していきます。
まずは時間をかけて、納得のいくまで描いていきます。



こちらは鴨の静物を描いていた生徒さんの作品です。
下描きに沿って、全体に色をのせています。
チューブからの色をそのまま使わず、混色を意識しているので、
色がとても有機的になっています。
とてもいい雰囲気の絵になりそうですね。

次回は、陰やこまかな細部の描写をしていきます。


担当したのは、こう先生となな先生でした。(記:片倉こう先生)

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