こども美術教室 がじゅく 武蔵小山スタジオのブログです。日々創作活動にいそしむ子供達の表情や毎回の授業の報告などを発信しています。(子供のための造形・絵画教室)

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2025年12月9日火曜日

小山12/9(火)の授業報告

のぞむ先生です。


はい。ということで。


最近、せんせいはサンタさんになにお願いするの?ってよく聞かれます。正直に言うとたまごっちパラダイスをお願いするんですが、生徒さんに伝えると「大人なのに...」って言われます。聞かれたから答えただけなんですけどね。バルミューダのトースターとか言ったら大人ですかね。

6年生の生徒さんになにお願いするの?って聞いたらとくにお願いしたりはしないそうです。クリスマスにお出かけしていいものがあったら、とかですかね。それもすてきです。


今日のキャラクターあてクイズはハンバーガーキッドでした。

生徒さんからのヒントで人と食べもの要素を持ったキャラクターで、その食べものは茶色のパンだと分かりました。この時点でアンパンマンのキャラクターは確定です。

茶色のパンのキャラクターって実はそんなにいないんですが、のぞむ先生は毎週アンパンマンを見ているので当てれました。ハンバーガーキッドはアニメにあまり出てこない印象なのでいい問題ですね。夏油傑でしか聞いたことがない「なんで分かるんだよ」を生徒さんから聞けたのでドヤ顔をしておきました。


それでは本日の授業報告に入りますね。




海の中の絵ですね。

工作に比べると絵はなげやりになってしまうところがある生徒さんです。最近は積極的に生徒さんといっしょに描くようになったんですが、その方が口で説明するよりも伝わりやすいですね。ただ、のぞむ先生が近くにいるとふざけはじめてしまうのでそこはバランスがむずかしいです。一歩ずつだとしても、時間がかかったとしても、たまにわちゃわちゃしながらいっしょに進んでいけたらと思います。

水の中でのイカの色なんですが、真っ白なのかそうじゃないのか議論をしました。のぞむ先生的には生徒さんが納得したら何色でもいいんですけど、何でその色にしたのかは毎回考えてほしいです。

イカは水の中でも白!って生徒さんはいうんですね。図鑑を見せながらちょっと色ついてるでしょ、って伝えたら「イカは透明だもん!透明って描けないじゃん」っていうんですね。そうなんよ、だから白じゃないんよって言うのぞむ先生のとなりで白で塗ってくれていました。かわいいやつです。




カエルの工作、完成しました。

制作期間でいうと1ヶ月半くらいなんですが、よくここまで持っていってくれましたね。最後はニスを塗って、蓮の葉の土台をつくってくれたんですが、今日の仕事でより見栄えがよくなりました。

目のビー玉なんですが、いろんな生徒さんからなんでビー玉なの?って聞かれたみたいです。のぞむ先生は気になる?って聞いてくれたんですが、気にならないよね、ね?って生徒さんからの静かな圧を感じました。生徒さんが自分で考えて、納得した答えならそれが一番いいです。それ以上でも以下でもないです。

最終的に生徒さんが作品をつくる人になるのかどうかは分からないんですが、自分の中に自分のいいを確かに持っている人でないと作品はぶれてしまいます。だから自分を信じてビー玉を使った判断は正しいです。仮に文句を言う人がいたらその人にとってはそうだったというだけです。


クレーンゲームをつくりはじめてくれました。

来年1年かけてほんものみてえなクレーンゲームをつくるそうです。電池なしの手動とのことで、まず自分が実現できそうなものはどんなものかしらべてくれていました。

今の段階ではなるべく生徒さんだけでがんばってもらおうと思って、あまり手を出さないようにしています。クレーンは作品の中で核になってくる部分です。ここを自分の力で乗り越えられたかどうかで今後の生徒さんの自信が変わってきます。

生徒さんがある程度まで成長していくと先生という存在は邪魔になってくると、のぞむ先生は考えています。先ほどの生徒さんと同じことで、先生に手伝ってもらったのとそうでないのとでは結果が違います。それが自分でつくりたいものであれば尚更、試行錯誤して乗りこえてほしいです。

でも手が止まってしまったり行き詰まったときは立ち止まっていっしょに考えます。一つずつ、確実に進めていきたいです。


小さなキャンバス画です。

前任のゆうすけ先生から預かっていた木枠を使って、キャンバスを張るところから始めてくれたんです。

生徒さんとだいすけ先生で布を裁断して、タックスを打ち込んでくれていました。がじゅくでこの音が聞けるとは思わなかったですね。

生徒さんは前に比べて自分でつくりたいもの、やりたいことがはっきりしてきました。小さな作品がすきでそこにこだわってくれています。先生としてはほんとうは大きな作品も勧めた方がいいんですけどね。でもそれよりも生徒さんのやりたいって気持ちは大切にしたいと思っています。



担当したのは、だいすけ先生とがじゅく展までに髪を切りたいのぞむ先生でした。(記:のぞむ先生)

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